
はじめに
私たちがこの壁掛け型の赤外線ヒーターを作ったのは、バスルームのためです。常に湿気が多い場所ですから、このヒーターなら問題ありません。
私たちの目指すのは単純です。電気的安全性を危険にさらすことなく、望みの温かさを提供することです。設計を担当するエンジニアにとっても、重要なのは単に暖かさだけではありません。ショートや漏電、腐食が起きないように、安全に動作する仕組みであることが求められます。
内部構造
電気的な設計においては、すべての部品を完全に分離しておくことが重要です。ヒーターは通常の市販電圧で動作しますが、配線はその電力が外殻から離れた場所にあるように設計されています。
すべての接続点は密閉されており、湿気が中に入ることはありません。たとえ直接水がかかっても、帯電部分は分離されているので安心です。
製造材料
加熱要素はハロゲンガスを含んだ石英管です。なぜ石英かというと、極端な温度変化にも耐えられ、蒸気によって破損することもありません。内部のハロゲンガスによってフィラメントが安定し、均一な温度が得られ、長寿命になります。
ケース自体も錆びにくい素材で作られています。また、R7s型のコネクターによって、管がしっかり固定されているので、振動による故障もありません。
さらに、既存の赤外線ヒーターと直接取り替え可能です。つまり、再設計にかかる時間が短縮されます。
なぜバスルームで効果的なのか
バスルームは過酷な環境です。高湿度や常に蒸気があります。しかし、私たちの密閉型設計によって、内部に結露が発生することがありません。そのため、電気的なトラブルやショートの心配はありません。
そして、熱は集中して放出されます。赤外線光が直接物や人を温めるので、周囲の空気は温められません。これにより、換気システムへの負担も軽減されます。
注意点
ただし、熱密度が高いという欠点があります。このヒーターは非常に強力な熱を発生させるので、取り付け面や周囲の材料がその高温に耐えられるかを確認する必要があります。
これは欠点ではなく、単なる事実です。設置時に適切な熱管理を行えば、問題ありません。